【図解】検索エンジンの仕組みをどこよりも分かりやすく解説|SEOの基本を抑えよう

検索エンジンの仕組み

初心者ブロガー

検索エンジンって聞いたことはあるけど、よく分からないな…

ーーインターネットで記事を書く上で、避けては通れないのが「検索エンジン」です。

検索エンジンの仕組みを知ることは、ブログ運営で必ず役に立つ知識なので理解しましょう。

 

あなたは、毎日「検索エンジン」を使っています。

とある言葉で検索をして、知りたい情報が得られるのは検索エンジンがあるおかげです。

それにも関わらず、検索エンジンについて何も知らない人は多いのでは?

正直、検索エンジンの仕組みを知らないまま、ブログの運営を続けるのはおすすめしません。

あなたの記事の順位を上げるSEO対策のためにも、検索エンジンの知識は必須!

そこで今回は、検索エンジンの仕組みをどこよりも丁寧に、分かりやすく解説します。

 



検索エンジンとは?

そもそも検索エンジンってなに?

ーー「検索エンジン」は、「調べたい記事をWeb上に表示してくれるシステム」のことです。

 

例えば、あなたは渋谷でおしゃれなカフェを探しているとします。

そのとき「渋谷 おしゃれカフェ」のキーワードで検索しますよね。

すると、このような検索結果になりました。

 

このように、調べたい渋谷のおしゃれカフェ情報に対して、最適な記事をちゃんと表示する仕組みが「検索エンジン」です。

 

 

検索エンジンは、いくつもの記事を評価し順位付けをして、検索結果に表示しています。

 

そして、順位の評価基準を「検索アルゴリズム」といいます。

 

 

検索エンジンは、検索キーワードと関連性が高く、有益な情報がある記事を評価します。

そのため、あなたが一番最初にクリックする1位の記事は、検索した人を満足させる記事になっていることが多くなっています。

だから「渋谷 おしゃれカフェ」で調べても、大阪のカフェや、ボロいカフェは出てこないのです。

 



検索エンジンが記事の順位を決める

「検索エンジン」に打ち込まれたキーワードに対して、「アルゴリズム」によってランク付けされた最適な記事が検索結果に表示されます。

つまり、検索エンジンがあなたの記事の順位を決めているのです。

 

しかし私たちは、検索エンジンがどのように評価しているかを詳しく理解することはできません。

でも大丈夫。順位の高い記事を見れば、「どんな記事が高い評価を受けるか?」に対してシンプルな答えが見つかります。

それは、「興味深くて信頼性のある記事」を書くことです。

  • 検索キーワードに関連した情報か?
  • どのくらい人気があるか?
  • TwitterやFacebookでどれだけ拡散されているか?
  • 記事の最後まで読んでくれているか?

などが評価の対象になっているのは確かです。

 

ポイント
検索エンジンは進化し続けています。昔は検索キーワードに適した記事を表示する精度には、限界がありました。

しかし今では精度が良くなり、より検索キーワードにぴったりな記事が上位に表示されています。その分、読者の求める情報を記事にちゃんと書いてあげることが重要です。

 



検索エンジンとSEOの関係性

SEOとはSearch Engine Optimisationの略で、「検索エンジン最適化」と訳します。

つまりSEOは、検索順位を上げるための対策ということです。

「どのようにして検索エンジンからの評価を高めるか?」といった観点から考えるSEOの対策は、無限とあります。

SEO専門の会社が多くあることから分かるように、SEOの対策は複雑で、一筋縄ではいきません。

ただし、ブログでまず覚えておきたい基本的なSEOの対策は案外少ないです。大切なSEO対策をピックアップして紹介している以下の記事を参考にしてみて下さい。

 

【ゼロから分かる】ブログのSEO対策|知っておくべき7つのポイント【必ず読んで欲しい記事】

SEO内部対策の基本|ブログ初心者が今すぐできる6つのポイント

 

評価の基準はどれくらいある?

検索アルゴリズムによる評価の基準は、200個以上といわれています。

もちろん個人ブログでは、200個全ての対策をする必要はありません。

MOZの研究によると、200個の中でも特に影響が大きいものは3つです。

  • ブログ・記事の被リンク数
  • 検索キーワードに答える記事の内容
  • ブログの表示速度

全ての基準を覚える必要はありませんが、この3つぐらいは覚えておきましょう。

 



アルゴリズムは毎日変わる

検索エンジンのアルゴリズムは、日々アップデートされています。

その理由は、ユーザーの満足度をより高めるためです。

 

検索した人が本当に満足した記事にたどり着けたか?」を、検索エンジンは一日に何十億回も考えています。

検索エンジンの一番の役目は、ユーザーに関連性が高い記事を表示することなので、日々改善が加えられるわけです。

年に数回、大規模なアルゴリズムのアップデートが行われていて、その度にネット業界は大騒ぎになります。

 

日本で一番使われる検索エンジンとは?

日本でポピュラーな検索エンジンといえば、GoogleとYahooです。

ただそのシェア率は、Googleが69.57%Yahooは29.4%と、Googleが大きく上回っています。

YahooはGoogleの検索エンジンを使用している

シェア率で上回るGoogleですが、実はYahooはGoogleの検索エンジンを使っています。なので「検索エンジン=Google」と捉えてOK。

 

つまり私たちは、Googleの検索エンジンだけを考えて最適化すればいいのです。

SEO対策でYahooの検索エンジンが取り扱われない理由は、これが原因です。

 



Yahoo独自のアルゴリズムもある

Yahooは、全面的にGoogleの検索エンジンを採用しているわけではありません。

あくまで、ウェブ検索・画像検索・動画検索の3つです。

なのでYahooとGoogleの検索結果には、若干の違いが見られます(SEOを考える上では気にしなくてOKです。)

Yahooのサービスが表示される

Yahooのアルゴリズムでは、

  • Yahooオークション
  • Yahooショッピング
  • Yahoo知恵袋

などなど、YahooのWEBサービスが表示されます。

異なる広告が表示される

Googleの検索結果で表示されるのは「Google広告」で出された広告です。

一方のYahooで表示されるのは「Yahooプロモーション広告」のものです。

そのため同じキーワードで調べても、異なる広告が表示されることがあります。

 

検索エンジンの仕組みを徹底解説

ここまでは、検索エンジンの役割の役割について解説しました。

次は、検索エンジンの具体的な仕組みを分かりやすく解説していきます。

検索エンジンが、記事の順位を決めるには3つのステップがあります。

  • 1.クローリング(Googleがあなたのブログを発見)
  • 2.インデックス(Googleがあなたのブログを登録)
  • 3.ランキング(Googleがあなたのブログの順位を決定)

ステップ①クローリング

Web上には、「クローラー」と呼ばれる検索エンジンのロボットが常に巡回していて、あなたの記事を見つけます。

クローリングを理解するために、まずはWeb上を巡る膨大な「地下鉄」を想像してください。

それぞれの駅が、Webページになります。路線はページのリンクです。

クローラーは、路線(リンク)を辿って各駅(Webページ)を回りながら膨大な量のWebページを認識していきます。夜中あなたが寝ているときでも、クローラーは休まず動き続けているのです。

 

そしてクローラーがあなたの駅(記事)にきたときに初めて、検索エンジンはあなたの記事の存在を知ります

つまり、クローラーに発見されなければ、せっかく書いた記事でも存在しない扱いになるのです。

 

ステップ②インデックス

クローラーによって発見されたWebページの情報は、Googleのデータベースに送られて保存されます。

このデータベースに保存されることを「インデックス」といいます。インデックスされてようやく、Googleに記事が認められたことになるわけです。

そしてGoogleはインデックスされた情報をもとに、記事のランキング付けを行います。

 



インデックスの確認方法

自分の記事がインデックスされているかどうかは、検索窓に「site:〇〇.com」と打ち込むと分かります。

Buzzenceの場合だと、「site:buzzence.com」ですね。

これで記事が表示されれば、ちゃんとインデックスされています。

 

ステップ③ランキング

検索エンジンは、インデックスされた全てのWeb情報を相対的に評価して、ランキング付けします。

200個以上の基準から、検索キーワードに一番適した記事を表示してくれるのです。

 



記事の順位を上げる3つの対策

検索エンジンの仕組みから、効果的なSEO対策を3つ紹介します。

仕組みが分かれば、どんな対策なのかも理解しやすいはずです。

  • クローリングを最適化
  • インデックスを最適化
  • 最適なコンテンツを書く

クローリングを最適化

クローリングを最適化する時のポイントは2つ。

  • クローラーに記事を早く見つけてもらう
  • クローラーの巡回頻度を増やす

クローラーに記事を早く発見してもらい、記事を何回も巡回させることで、正しくコンテンツを理解してもらいましょう。

①XMLサイトマップを送信する

WordPressのプラグイン「Google XML Sitemaps」を使ってサイトマップを送ることで、クローリングしやすくなります。

②クローリングのリクエストをする

Googleサーチコンソールの機能である「Fetch as Google」を使えば、クローリングのリクエストを送れます。

実はクローリングの頻度は、Webサイトによってバラバラなので、リクエストを送ればクローリングが早くなる場合があります。

クローリングの頻度
クローリングの頻度はサイトによって異なります。

  • 頻度が多い
    頻繁に更新するサイト
    検索エンジンから高く評価されているサイト
  • 頻度が少ない
    めったに更新しないサイト
    作ったばかりの新しいサイト

③内部リンクを貼る

内部リンクを貼ることで、クローラーはリンクを辿って他の記事にもクローリングしてくれるようになります。

インデックスを最適化

検索エンジンはインデックスされた情報からランキングを行うので、検索エンジンに分かりやすい記事内容を書くことが大切です。

詳しくは、以下の記事を参考にして下さい。

【準備編】ブログのライティング講座|書き始める前が一番大事

【執筆編】ブログのライティング講座|書く時のコツは論理展開とキーワード

最適なコンテンツを書く

クローリングとインデックスの最適化は、確かに大切です。

しかし一番大切なのは、ユーザーに最適な情報を伝える記事を書くことです。

クローリングとインデックス最適化は、あくまで記事コンテンツの価値を検索エンジンに正しく評価してもらうためということを忘れずに。

最適なコンテンツの書き方は、「ブログのアクセスを増やすコンテンツ戦略」を見て下さい。

 



【まとめ】検索エンジンと上手く付き合おう

ブログをやるなら検索エンジンについて知り、上手につきあっていくことが重要です。

最適なコンテンツを書き、検索エンジンに正しく情報を伝えることができれば、自然と順位が上がってくることは間違いありません。

 

1 Comment

まだブログ記事量産してるの? | 35記事でも7万PV取れるSEO対策を公開【図解】 | Buzzence へ返信する コメントをキャンセル

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