初心者ブロガー
たくさん記事を書いてもなかなかアクセスが増えない…。
ーーこうした悩みは、検索エンジン(Google)が好む「質の高いコンテンツ」を提供することで改善できる可能性があります。
しかし「質の高いコンテンツ」とは具体的にどういうものなのでしょうか?
そして一体どうすれば「質の高いコンテンツ」が書けるのでしょうか?
そこで今回は、「質の高いコンテンツ」をユーザーに届けるための「コンテンツ戦略」を紹介して行きます。
この戦略をマスターすれば、ブログに訪れたユーザーを満足させる記事が書けるようになります。
内容
順位を上げる「質の高いコンテンツ」とは?
まず、検索エンジンから評価される「質の高いコンテンツ」とはどんなものでしょうか?
それは以下の2つを満たすものです。
- 安心・信頼して読むことのできるコンテンツ
- ユーザーの検索意図を満たすコンテンツ
それぞれ詳しく紹介していきます。
ユーザーが安心・信頼して読むことのできるコンテンツ
本人の体験・経験談や、読みやすい文章構成など、サイトを訪れた検索ユーザーが安心感を持って利用できるコンテンツは、検索エンジンに高く評価されやすいです。
例えば、医療コンテンツを上げているメディアがあったとします。
記事を書く人が、一般人と医者ではどちらが信頼感があるでしょうか?
信頼感&安心感があるのはもちろん、医者の方ですよね。
医者などの「専門家」なら、実体験や知識を交えて情報を発信することができ、ユーザーが本当に求める情報になります。専門家に限らず体験談も貴重なコンテンツです。
こうした「オリジナルコンテンツ」は、その人だけにしか書けません。その結果、他の記事と簡単に差別化できるため、検索エンジンに高く評価される傾向にあります。
ユーザーの検索意図を満たすコンテンツ
検索したキーワードと関連しない情報や、検索の意図と反した記事が表示されると、ユーザーはあなたのブログを読んでくれません。
そのためユーザーのニーズがある情報を正確に与えることで、質の高いコンテンツに繋がります。
いちばん大切なのは、ユーザーの「知りたい内容」に沿ったコンテンツを提供することです。
他のサイトに比べて網羅性があり、役立つ情報を書いていると質の高いコンテンツだと検索エンジンに判断されやすいです。
さらにタイトルや見出しにキーワードが盛り込まれていたり、写真や動画を積極的に取り入れるのもグッドです。最後まで記事が読みやすい工夫があれば、ユーザーは定期的にサイトに訪れてくれます。
ブログのコンテンツ戦略とは?
どうすれば書けるようになるかな?
ーーあなたのブログの目的に沿った計画・戦略を考える「コンテンツ戦略」の決定が大切です。
ブログの内容の計画をしっかり練ることで、ユーザに沿った記事を書けるようになります。また予め目的やターゲットを決めれば、やり直しもなくなり無駄な時間を節約できます。
コンテンツ戦略のステップは4つだけです。
- 目的・目標を定める
- ターゲットを定める
- キーワードを定める
- 質の高い記事を設計する
コンテンツ戦略①目的・目標を定める
初めにしっかりと目的を定めれば、ブログで成功できる確率も上がります。目的に沿ってブログの戦略を考えられるからです。
ブログを書くのはあくまで「手段」。
- ブログを通じて自分の商品を売りたい
- 価値観を世界に広めたい
- 有名になりたい
- 自分の人生の記録としたい
などなど、目的はたくさんあると思います。1つに絞る必要はないので、あくまで自分が「何のためにブログを書くのか」は自身が理解できるようになりましょう。
ブログを書くことが目的になると、モチベーションの維持が難しくなります。1日記事を書けないだけで、自分に失望してしまいます。
だからほとんどの人が途中でブログを書くのを止めてしまうわけです。
目標は具体的に
ーーブログの目標はできるだけ具体的にしましょう。
「ブログのアクセスを上げる!」だけではなく、「ブログのアクセスを3ヶ月以内に20%増加させる」など、具体的な数字を入れるとより明確な目標になります。
目的・目標を定めることは、のちのターゲット選定に役立ちます。しっかりと自分の目的と目標を明確にしておきましょう。
コンテンツ戦略②ターゲットを定める
目的・目標が決まったら、次は「ターゲット」です。
「あなたの記事はだれに向けて書いたものなのか?」ターゲットを明確に定義しましょう。ターゲット設定には、「ペルソナ」を決めることがオススメです。
サービス・商品の典型的なユーザー像のことです。実在する人物のように、年齢や、性別、職業、趣味や生い立ちなど、リアリティのある情報を設定しましょう。
これはターゲットを決めてなかった人にとってはとても重要です。 ターゲットをより詳細に知ることで、よりユーザーのニーズに適したコンテンツを作ることができます。
例えば、「化粧品の記事」を書いた場合。
ターゲットに決めるのは「女性」だけでなく、「30代の OLで仕事が忙しい女性」とします。
そしたら、あなたがイメージしたターゲットに語りかけるように、記事を書いてみて下さい。「仕事が忙しくて肌荒れが酷いあなたに」や「大人メイクで、いつでも美しいあなたを維持しよう」など、ターゲットの心に刺さるような記事が書けます。
誰にでも読まれたいと思って書く文章は、かえって誰にも読まれない文章になります。
この事実を忘れず、ターゲットをまず決めるようにしましょう。
コンテンツ戦略③キーワードを定める
キーワードはコンテンツ戦略でもっとも重要です。 それらがなければ、検索エンジンでのランク付けが難しくなり、あなたの記事は誰にも読まれません。
キーワード選定はSEO (検索エンジン最適化)を左右するので、とても大切です。
▶「SEOってなに?」という方はまずSEO対策の基本を知りましょう
1. キーワードを決める
キーワードを決めるときは、月間検索ボリュームが比較的高く、競争率が低いキーワードを検索しましょう。
検索ボリュームとは、月にそのキーワードで調べられた数のこと。ブログ初心者は、検索ボリューム500前後を調べると良いです。
そして、このキーワードのボリュームや競合性を検討する際にオススメするのが、「Ubersuggest(ウーバーサジェスト)」です。
無料で使えるツールの中では、一番のおすすめ。詳しい使い方は以下の記事を参照してください。
▶無料で使える最強サジェストツール「Ubersuggest」の完全ガイド
2. キーワードをタイトル・見出しに盛り込もう
キーワードは、必ず以下の要素に入れて、 記事全体に盛り込んでください。
- タイトル
- 見出し
- 本文
- 画像の代替テキスト
タイトルは必ず選定したキーワードを全て使い、見出しでは最低1つは使いましょう。またタイトルのキーワードはできるだけ、文の頭に持ってくると良いです。
3. 被リンクを獲得すれば、評価も上がる
自分のブログ・記事が被リンクを獲得すると、検索順位は上がりやすくなります。そのため、SEOでは大切な要素として位置づけられています。
もし複数のブログを持っていたら、自分でリンクを飛ばしても有効です。
コンテンツ戦略④競合分析をする
あともう少し!質の高い記事には「独自性」が欠かせません。
独自性とは一言で表すと、「他の競合が書いていないコンテンツ」をどれだけ含んでいるかが大切です。
キーワードを決めたら、具体的に以下の方法を使って競合分析をしていきましょう。
- 実際にキーワードで調べてみる
- 上位3記事のタイトル・構成を抜き出す
- 文字数を調査
- その記事ならではの情報を抜き出す
- その記事で書いていない情報を抜き出す
他の情報も参考にしつつ、最後の「その記事で書いてない情報」を元にします。
上位3記事に書かれていない情報をあなたの記事に入れていきましょう。
結果的にそれが「独自性」になります。
具体的に独自性ってなに?
書かれてないことや、独自性って言われても…そんなの思いつかないよ!という方向けに。
独自性を深掘りすると、2パターンあります。
に、独自性のは
・情報そのもの
・情報の見せ方の2つあって、ありふれててもユニークな見せ方であればOK
少し前で『FX』という、超ビッグワードで1番を取ってた記事は、マンガでFXを解説するものだった。
テンプレは減るけど、クリエイティブで面白いよね。
— 釣見 しゅん (shun tsurumi) (@ShunTsurumi) February 20, 2020
- 情報としての独自性
- 情報の切り口としての独自性
この2つから考えていくと良いでしょう。
例えば、「体験談や、実際使ってみた、やってみた」などが情報としての独自性になります。
また、切り口としての独自性はツイートにあるように同じ情報でも「伝え方」が違うと、それだけでも独自性になります。
詳しくは以下の記事をご覧ください!
▶︎ 【公開】ブログを書く前にやるSEOに効果的な「コンテンツ分析」
コンテンツ戦略⑤質の高い記事を書いていく
- 「記事の目的・目標」を決めて、
- 「ターゲット」を決めて、
- 「キーワード」も決めて、
- 「独自性」も決めました。
最後は、これらをフルに使って「質の高い記事」を書きましょう。
目的・目標に合ったターゲットが望むキーワードを記事に入れつつ、有益な情報を伝えます。
またより質の高い記事は、こうした要素から成っています。
- わかりやすい文章(間違った文法がない、不必要に複雑な表現を使わない)
- よくリサーチされている(統計、事例、例を多く使ってみる)
- 見やすい図・画像が豊富(関連性の高い画像・動画をたくさん用いる)
とにかくユーザー視点で考えれば、質の良いコンテンツを書くことができるはずです。
どうでもいい情報や、自分勝手な情報がたくさんあると、誰にも読まれないブログとなってしまいます。
まとめ
コンテンツ戦略は「実際に記事を書く」以外にも多くの時間を割く必要があります。
しかし、こうしてユーザーのためにちゃんと準備をして作られた記事は、ちゃんとユーザーに受け入れられます。
のちのち検索上位に乗れば、記事を量産するのに比べて何倍もアクセス数がアップします。ブログの性質上、すぐにアクセスが爆上がり!なんてことはありませんが、長い目でみれば非常に強力です。
コンテンツ戦略で意識すべきは、「量より質」です。時間はかかりますが、コツコツ頑張っていきましょう。
以下、当ブログの人気記事です。まだご覧になっていない方は、ぜひ見てみてくださいね。
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