あなたのブログの検索順位を上げて、「読ませるブログ」に成長させるには「ブログ文章力」が必要です。
ブログ文章力は、学校で教わった作文のような書き方とはまったく違います。
むしろ、学校の作文は忘れて下さい。
今回は、ブログ文章力講座の「準備編」ということで、記事を書き始める前の「目的」と「読者」の決め方を説明します。
記事が良いコンテンツになるかどうかは、この「準備」に左右されます。
最低限押さえておきたい知識なので、しっかり理解しましょう。
内容
ブログ文章力がなぜ必要なのか?
まず最初に、ブログ文章力についてです。
ブログの検索順位を上げる施策として、SEO(検索エンジン最適化)があります。
一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
ただSEOの対策は細かいものが多く、調べても情報がたくさん表示されます。なのでブログ初心者は混乱してしまいますよね。
SEOの本質はざっくりまとめると、「翻訳」になります。
- あなたの脳内の知識を、ユーザーの検索意図にあった質の高いコンテンツに「翻訳」
- 検索エンジン(Google)が、記事の内容を理解できるように「翻訳」
つまり「ブログ文章力」とは、ユーザーと検索エンジンに分かりやすい文章を書くことなのです。
結論を先に書いてあげたり、検索キーワードをタイトルやキーワードに入れるなど、方法は様々。
学校で習った作文とは、全然違いますよね。
なのでブログには、ブログに適した文章力が必要になるのです。
コツを覚えれば文章力は上げられる
ブログ文章力は、なんだか難しそう?
大丈夫です。コツさえ分かれば、簡単に文章力を上げることができます。
今まで教わる機会がなかったから、難しそうに思えるだけです。
今回説明するコツを学んだら、あとはドンドン書いて実践する。
方法を知らずやみくもに書き続けるのは、非効率的ですし、文章力も上がりません。
ブログのライティング|書く前が一番大事?
書く前の準備で、あなたの記事が読まれるかどうかは90%決まります。
ユーザーに対しても、検索エンジンに対しても質の高い記事にするには、準備が大切。
なので「記事を書くよりも、記事を書く前の方が大切」と意識しましょう。
準備の段階で決めるものは2つだけ。
- 記事を書く「目的」
- 記事を読んでほしい「読者」
この2つを徹底して設定しないと、「なぜ書いているのか」、「誰に読まれたいのか」が分かりません。すると書いているうちに、記事の内容が支離滅裂になります。
そして検索エンジンに、何について書いている記事か伝えられません。
それでは、目的と読者の決め方を具体的に説明していきましょう。
①記事を書く「目的」を設定する
まずは、記事を書く「目的」を設定します。
- 何を書くのか
- なぜ書くのか
- どのくらい伝えるのか
- どのように伝えるのか
具体例として、この記事に当てはめてみましょう。
何を書くのか=ブログ文章力について
なぜ書くのか=初心者ブロガーに、ブログ文章力を知ってもらい、文章力を向上させたいから。
どのくらい伝えるのか=記事を書く前の準備、目的と読者の決め方まで。
どのように書くのか=ブログ文章力について説明し、目的、読者の決め方の流れで書く。
この目的は、簡単に書くだけ十分です。
しかし、この4つの項目を書くだけでも、目的が定まり最後までテーマが一貫した文章が書けます。
例えばブログ文章力について知りたいのに、SEOの話がずっと続いたら読む気が失せますよね。
また、目的を決めれば記事の構成が練りやすくなります。
目的の設定はテーマの一貫性と、書くスピードを上げるのに役立つのです。
SEOのための目的設定
次に、SEOのための目的を決める方法を説明します。
あなたの記事を訪れるユーザーは、なにか「目的」があって記事に飛んできたわけです。
検索エンジンも、あなたの記事がその目的にあっているかどうかを見ています。なのでユーザーの検索目的を探らなくてはいけません。
それには、「関連キーワード取得ツール」が便利です。
例えば、「ブログ 文章力」で検索すると、
「Googleサジェスト」に、サジェストキーワードが表示されます。
「ブログ 文章力」で調べる人が、なにを求めているのかが分かります。
さらに、「ヤフー知恵袋」と「教えて!Goo」で関連した質問も見ることができます。
こうした質問サイトは、ユーザーがどんな悩みを抱えているのか、どんな目的で検索しているのかを理解するのに役立ちます。
ユーザーの目的を調べ、キーワードを内容に入れれば、ユーザー目線かつ検索エンジンにも効果的なコンテンツになります。
目的を設定した後は、目的に合った読者設定に移りましょう。
②徹底的に「読者」の目線で書く
全ての文章には、読者が存在します。
記事を書くのはあなたかもしれませんが、記事を読むのは読者です。
なので、読者ファーストで記事を書かないと意味がありませんよね。
読者を決めないと誰にも読まれない
読者は、具体的な特定の人物まで絞ります。
最低限、以下の項目は想定して下さい。
- 名前
- 年齢
- 学歴
- 職業
- その人の人生
- 抱えていそうな悩み
読者を1人にまで絞ると、かえって読まれなくなりそうですか?
いいえ、その逆です。読者を絞らないと、誰にも読まれない記事になります。
あらゆる人に向けた文章は、誰の心にも刺さりません。
「この記事は、自分に向けて書いているんだ」とユーザーに思わせれば勝ちです。読者は勝手に、自分に向けて書いた文章だと認識し、記事を最後まで読んでくれる可能性が高くなります。
とはいえ、最初から読者を具体的にイメージするのは難しいもの。
そこでおすすめなのは、以下の2つの方法です。
- 同じ悩みを抱えていそうな知人・友人をイメージ
- 過去の自分をイメージ
同じ悩みを抱えてそうな知人・友人をイメージする
あなたの周りに、その記事で伝えたい目的に合った悩みを抱えている人はいませんか?
もしいるのなら、その人に語りかけるような感じで文章を書きましょう。
知人・友人をイメージする強みは、顔まで想定できることと、その人のバックグラウンドを知っていることです。
読者が、超具体的にイメージできますよね。
過去の自分をイメージする
もう一つおすすめの方法は、過去の自分をイメージすること。5年前でも、10年前の自分でもいいです。
あなたが記事を書こうとしているのは、なにか有益な情報を手に入れたからですよね?
ということは、その情報を持っていない過去の自分がいるわけです。
それなら、その時の過去の自分に語りかけましょう。
読者は自分自身なのだから、どんな悩みを抱えていて、何を知りたいのかが明確に分かるはずです。
SEOのための読者設定
目的を設定して、読者を決めれば、テーマがより定まります。
1記事に書くテーマは、1つだけにしましょう。
1記事の中で、様々なテーマについて書いてしまうと検索エンジンは混乱します。何について書いている記事なのか、よく分からないのです。
その結果、狙ったキーワードで上位に表示されなくなります。
まとめ
今回は、記事を書く前の準備について説明してきました。
目的と読者を決めれば、テーマが定まり、読者と検索エンジンが求めるコンテンツになります。
準備を怠けないように意識しましょう!
準備が終わったら、次は執筆に入ってみましょう!
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